●第3話~プロポーズ後から結婚式まで~

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第2話「告白からプロポーズまで」はこちら


元妻の父親への緊張の報告

無事、プロポーズを終え元妻の父親に会う日がやってきました。

父親は警察官ということもあり、内心少しビビりながら単身赴任先へ挨拶へいきました。

一発くらい殴られることは覚悟していましたが、

何の事は無く

「子供ができたのならしょうがない。式はいつするんだ?」

という話で終わりました。

挨拶に行ったのが5月くらいだったと思います。

色々と話しているうちに9月くらいに結婚式をする方向で話がつきました。

自分の母親の提案に泣きながら拒む元妻

結婚式の時期を僕の両親にも告げました。

やはり僕の両親が気にしているのはお金のことでした。

いきなり過ぎて親として何もできないのは心苦しいから

「子供ができてから式を挙げてはどうか?」

と僕と元妻に提案してきました。

僕は内心「それの方がちゃんとした準備ができるな」と

思いましたが、その言葉を聞いた途端、妻がボロボロと泣き出し

「絶対に嫌です」

と怒りにも似た感じで父親に答えました。

元妻は感情が高ぶるとすぐ涙を流し興奮するタイプだったのでこの時も怒りにも似た感情で震えていました。

元妻を見た父は何も言えなくなっていました。



それから元妻を家に送っているとき

「子供を産んでからの結婚なんてありえない」

「常識から外れている」

「子供が結婚するのに自分たちが苦しいから結婚式の日を先延ばしするなんて考えられない」

「そもそも、親も貯金ないの?」

と僕ではなく僕の親を侮辱する言葉が次々と発せられました。

さすがに、少し頭にきた僕は

「子供ができたのは二人の責任だし親の事情もあるから親を責めるのは間違っている。二人で出来る限りの事をしよう」

と伝えても全く聞く耳を持つ事はありませんでした。

自分の家族への侮辱は続きました

それからことあるごとに僕と僕の両親、ましてや家族までを侮辱するようになりました。

元妻は自分の考えから少しでも外れていると全てを「常識からはずれている」と一蹴するような人でした。

それからは地獄のような毎日でした。

「指輪はブランド物じゃなきゃ嫌だ!」

「結納金額はこれだけ包んで!」

「結婚式はここでして!」

と全て元妻が口をだしました。

盛大にできないことを申し訳なく思っている両親は何も口を出しませんでした。

この頃から既に、僕の家族と元妻は完全に遺恨が残っていたと思います。

特に僕の姉二人は怒り狂っていました。

頑固に結納を求めてくる元妻

一番もめたのは結納の件でした。

一応僕は長男でしたが、元妻の実家に住むことになったのです。

理由は少し痴呆の祖父がいて、母親一人だと心配だからしばらく一緒に住んでほしいというのが元妻の父親の意向でした。

なので両家が顔合わせをした時に元妻の父親は「結納はしなくていい」と言いました。

これが相手側の意向なんだなと思っていると顔合わせが終わって帰路についていると元妻から電話がなりました。

「お父さんはあんなこと言ったけど結納はして!金額は100万円」

と言い電話をきりました。

僕の両親もさすがに飽きれていましたが、金額は別として結納はしようということで話を落ち着かせました。

それから結納当日を迎え、金額は30万という数字にしました。

もちろん両親が苦しいことの理由もありましたが、長男を嫁側に住まわせるなら本来であれば遠慮してほしいという想いがあったようです。

信じられない一言

結納を終え案の定、元妻から電話がかかってきました。

「何!この金額は!あんたもあんたの家族もバカなんじゃない!?」

という内容だったと思います。

頭にきた僕は当時使っていた携帯をぶちおりました。

それから連絡がとれなくなった元妻は車で僕の実家まで乗り込んできました。

それから僕の両親に文句を言い、帰っていきました。

僕が有る程度の準備ができていなかった為、親にこんな悲しい気持ちにさせてしまったことを後悔しました。

最悪な雰囲気のまま結婚式へ

それからも常に文句を言われる毎日で精神的にも辛く、最悪な状態で結婚式を迎えたことを覚えています。

何も知らない友達が祝ってくれるのは素直に嬉しかったですが両親、兄弟の想いを考えると何だか重たい気持ちになって結婚式の日が今迄で一番辛い日になっていました。

【次ページ】第4話~結婚後から出産まで~

<この体験談の目次>
第1話〜元妻との出会い〜
第2話~告白からプロポーズまで~
第3話~プロポーズ後から結婚式まで~
第4話~結婚後から出産まで~
第5話~不平不満の毎日と1度目の別居~
第6話~数年間の平穏と離婚のきっかけ~
第7話~「慰謝料は一括で」~
第8話~離婚調停1回目妻の要求は変わらず~
最終話~離婚調停2回目で決着~


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永瀬優

某法律事務所の弁護士の下で働くパラリーガル(法律事務職員)。パラリーガルとしては珍しい男。実務で身につけた離婚調停の知識を記事にすることで離婚調停を有効な手段の1つとしてもっと多くの人に知って頂ければと思い当サイトを開設。 【姉妹サイト】 弁護士のチカラ/知っトク相続

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